造血作用の高い栄養素である葉酸

葉酸は妊娠準備段階から出産後2〜3ヶ月の初期に必要とされるビタミンB群を多く含んだ栄養素です。赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症リスクを下げると言われており、厚生労働省は、妊婦に1日0.4mgを摂取することを推奨しています。

 

葉酸が不足することでDNA生合成に支障を起こし、赤血球障害や、悪性貧血を起こしやすくなります。その他にも、免疫機能の低下や、消化器官機能異常のリスクもあり、ビタミンB12との協調により造血作用の効果を高める栄養素として、妊婦以外の方も日ごろから積極的に摂ることが必要です。

 

葉酸が多く含まれる食物として緑黄色野菜がやはり中心となってきます。ほうれん草、高菜、春菊、ブロッコリー、アスパラガスなどがあげられます。イチゴや夏ミカンなどのフルーツや、さつまいもやカボチャ、大豆と言った食材にも多く含まれています。調理や長期保存に弱く、酸化することで葉酸が壊れやすくなってしまうので、なるべく新鮮なものを摂るようにしましょう。

 

不規則な食生活や大量飲酒によって、葉酸の吸収や代謝を妨げることがあるので注意が必要です。

 

水溶性のビタミンの為、摂りすぎるという事はめったにありませんが、抗がん剤治療中の方はかゆみや呼吸障害などのアレルギー症状を起こす恐れがあるため葉酸を摂る場合には主治医に相談してください。